
映画公開までいよいよ10日と迫る中、本作でW主演を務めた福士蒼汰さん、福原遥さん、行定勲監督に加え、劇中歌「楓」を歌うアーティスト・十明さんを迎えた<公開直前イベント>が開催されました!
十明さんによる“「楓」生歌唱付き特別試写会”に集まった観客の前に、福士さんと福原さんらがサプライズで登場すると、会場は一気に熱気に包まれました!
以下イベントレポート⇩
映画上映後、本作の余韻に浸っている様子の会場内。そこに本作で劇中歌「楓」を歌うアーティストの十明さんが登壇し、「『楓』という映画に関わることができて、それから今日観ていただいた皆さんにお会いすることができて嬉しいです」と挨拶しました。

オファーを受けた当時の心境を「シンプルにビックリしてしまった」と振り返った十明さんは、「『楓』という曲から、どんな物語が紡がれるんだろうと、少しワクワクしたような気持ちでした」と笑顔を見せました。またレコーディングについて、監督の言葉を受けて「力まずに挑むことができた」とのことで、実際に映画で自身の歌声が流れるシーンを観て、「最初はラッシュで観ていて、その時から泣いてしまったんですけど、その後、劇場で観た時は本当に涙が止まらなくなってしまいました。心を動かされるシーンに自分の歌声が聞こえていることが不思議で、すごく幸せでした」と感慨深い様子。
するとそこに観客へのサプライズとして、福士蒼汰さん、福原遥さん、そして行定勲監督がステージに登壇すると会場からは驚きの声とともに温かい拍手が送られました!

そんな観客を目の当たりにした福士さんは「ドキドキですよね。映画を観た後にご本人登場みたいになって。皆さんは役柄として観ていたのに、今は福士蒼汰として来ているので、いろいろと(いい雰囲気を)壊してしまわないかとか考えてしまいます。でも皆さんの落ちついた表情を見ていると、この映画が届いて、心が温かくなってくださったのかなと思いました」と安堵した様子。
福原さんも「皆さんがどう受け取ってくださったのかなと思って、皆さんの顔を見てしまいます。この作品は本当にそれぞれ、いろんな受け取り方ができると思うので、少しでも皆さんに寄り添える作品になったらいいな」と続けると、行定監督も「今、ここから見る限りではそんな暗い顔をした人がいないようなので、ホッとはしてるんですけど。もともとスピッツさんの曲が人生の中にある場面を俯瞰で見ていて、温かく包み込んでいる感じを描いている曲だと思うので、その気持ちが伝わってるといいなと思います」と観客に語りかけました。

そして、十明さんによる劇中歌「楓」の生歌唱も。映画を鑑賞したお客さんの前で、しかも主演のお2人と監督が目の前で見ているという状況に「緊張しちゃって、目がキョロキョロしてしまっていますが、ちゃんと届けられるように頑張ります」と意気込む十明さん。
そしてキーボードの演奏に乗せ、「楓」を生披露。透き通るような声質の中に、芯の強さを感じさせるような歌声で歌いあげると、ステージ前方に座った登壇者たちをはじめ、会場の観客もしみじみと耳を傾けていました。


歌唱を終えた十明さんは「皆さんの前で歌うことで、自分のこの映画に向けた気持ちを改めて届けられたかなと思うと、すごく嬉しいです」と晴れやかな表情に。福原さんは「めちゃめちゃ感動しました」と語り、そっと涙をぬぐうひと幕も。「もうずっと余韻があって、本当に泣けてくる。すごく素敵です」と感無量の表情を見せました。
福士さんも感激した様子で「本当に温かい。針に糸を通すような隙間の中で歌っていらっしゃるんですけど、その中に太い芯のようなものというか、温度を感じて。やはりこの近さで聴くとより一層、心に来るものがありました。とても素晴らしかったです」と続けると、行定監督も「劇中では、どうしても途中までなので、フルコーラスで聴けるというのがなかなか貴重。やっぱりいいですね。サビの部分はグッと来るものがあるなと思いました」としみじみ語ると、さらに福原が「包み込んでくれる感じがすごくして、これからも頑張れます」と笑顔で付け加えました。

続いて本作の内容にちなみ「恋人同士の間で一番大切にしたいこと」という質問を投げかけることに。選択肢は「A:2人で自分の好きなことを熱く語り合える」「B:一緒に朝ごはんを食べる毎日の時間を大事にする」「C:不安な時は何も聞かずにそっと抱きしめてくれる」というものだったが、これに対して福士さんは「A」、福原さんと十明さんは「B」を選択しました。
まず「A」を選んだ福士さんは、「好きなものや何かが一致してて『これってこうだよね』『いや、俺もそう思った!』『なんで分かるの?』みたいに、感情の共有ができるとすごい楽しい」とコミュニケーションの重要性を力説すると、福原さんも十明さんも「楽しそう」と納得している様子。
一方、「B」を選んだ十明さんは「私は朝ごはんを食べる時、大体前日の夜に何を食べるか決めているんです。それを一緒にできたらいいなと思って」と語ると、福原さんも「めっちゃ分かります! 朝ごはんを食べてる時に、お昼は何食べようかなって考えますよね」とその意見に激しく共鳴している様子。さらに福原さんが「私も朝ごはんを囲む時間が一番大事だと思っていて。家族もそうなんですけど、一緒にご飯食べる時間がものすごく大事。そこで他愛もない話をしたりとか、今日何があったかと報告したりとか、そういう話を毎日できるのが本当に幸せだなと思う」と語ると、その意見に深くうなずいた十明さん。
さらに福士さんが「僕が言っている幸せとは、多分、種類が違うんだろうなと思うけど、どっちもいいよね。2人で朝食を食べればいいんじゃない?と思いました」と提案し、福原も十明もニッコリ笑顔になった。

そして、クリスマスシーズンも間近となっているということで、「理想のクリスマス」についても質問が!
福原さんは、「私は食べることが好きなので、クリスマスマーケットとかに行って、シチューとか、あったかいご飯を思う存分食べたいです。イルミネーションとか見ながら、食も楽しむというのが楽しそうだなと思います」と語ると、その内容に十明も激しく同意しているようで、「私も食べている時間が一番幸せなので。私もクリスマスマーケット行きたい欲が今すごい爆上がりしました」と笑いながら語りました。
福士さんは、“妄想”のデートプランを提唱!「2人とも仕事をしていて。カップル同士で『じゃあ夜6時半に待ち合わせね』なんて言って、お互い朝からソワソワするわけですよ。で、男性がちょっと仕事で遅れちゃう。先輩に言われて『あ、はい、やります!』なんて言いながら終わらせて。急いで退勤して、そこで走るシーンがあります!」と詳細な情景描写でそのシチュエーションを説明する福士に、会場は大笑い。
そんな“妄想”はさらに続き、「でも、走って間に合うんです。それでイルミネーションの前で彼女が待っていて、白い息で『ごめん、待った?』『ううん、大丈夫だよ』って返してくれる。手を繋いで『レストラン行こっか』と。忙しい中、時計を気にしながら待つ時間も楽しいよね、みたいな」と身振り手振りでその状況を説明し、会場を大いに沸かせました。
そんな福士さんの“妄想”に対して、ストーリーテラーである行定監督も黙ってはいない。「クリスマスツリーの前には彼女が居ないんじゃない?居ないと思って振り返ったら実は居たとか、雨を降らしてみたり?」等々、福士の“妄想”をどんどん肉付けしてみせながらも、「どっちにしてもベタですけどね」と笑ってみせると、会場はほのぼのとした笑いに包まれました。
そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤に。福原さんは「公開まであと少しということで、私もドキドキワクワクしています。この『楓』という作品は、1回目と2回目を観た後で全然違う想いになると思うんです。何度も楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ何度も大切な人と一緒に観に来ていただいて、この作品をたくさん愛していただけたら嬉しいです。本当にこの冬にぴったりの、観終わった後、大切な人をもっと大事にしたくなるような、温かい作品になっているので、皆さんにたくさん広めていただけたら嬉しいです。公開を楽しみにしていてください」とメッセージ。
続く福士さんも「本日はクリスマスも近づいてきたということで十明さんの歌も聴かせていただいてすごく大満足でした。『楓』という映画は、観終わった後に心に温かさが残るような作品になっています。この寒い冬、心を温かくするために劇場へ足を運んでくれたら嬉しいなと思います。本当にホリデーシーズンにぴったりな映画なので、ぜひ劇場でまたご覧ください」と会場に呼びかけました。
映画『楓』公開までいよいよ2週間を切りました!ぜひこの冬一番の感動を劇場で!
この冬一番の感動を見届けた観客の皆さまからの熱いコメントも公開中!
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